2019年には概ね100本近くのLinux系ブログを書き続けてきましたが、2019年の終わり&2020年の始まりを迎え・・・やってきました恒例、筆者の勝手な(独断と偏見満載です)Linuxランキング2019・・。今回は従来方式に戻りベスト10を紹介していく事にします。本ブログでベスト10は初めてですが、以前のブログではやっていた恒例行事でした(笑。
2019年のトピックスとして、大きなものは無論Debian 10 Buster stableの登場となります。
これにより、Debian base(SolydXK、sparkylinux、antiX、MX-Linux、Q4OS、Voyager、Netrunner・・・)は一気に、stretch stableからbuster stableへその軸足を移す事となりました。
片やUbuntuに関しては、Ubuntu 20.04 LTSに向けた準備期間中であり、LTS以外のUbuntu各リリースにおいて、DEの最新化、ZFSサポート強化等、様々な実験的機能が施されました。これらはUbuntu 20.04 LTSの段階で結実する予定となっています。
Ubuntu 18.04 LTSをベースとしたDistributionについては、HWE+Ubuntu 18.04.3 LTS構成が年末にかけて主要Ubuntu baseのベースラインとなり、Ubuntu 20.04 LTSへの移行に向けた準備が着実に行われてきています。
さて次にArchベースです。ローリングリリースの各Archベースは、カーネル、DE含めて比較的最新の環境に維持されていますが、本年はAntergosや、ManjaroベースのNetrunner等、有名どころが開発の継続を断念しており、差別化の難しさが如実に出てきている結果となりました。
ハードウエア脆弱性に関しては、spectre/meltdownの余波がいまだに続いている中、亜種やZombieload、Zombieload 2といった新種も出てきており、しばらくの間は予断を許さない状況が続きそうです。古いCPUを搭載するマシンに関してはCPUマイクロコードの提供が無いものもあるため、特に注意が必要です。
2019年を振り返ると、だいたいこんな所ではないかと思います。さて、筆者の勝手なLinuxランキングですが、今回は、2019年中に本ブログ中のアクセス数が最も多いものトップ10を対象にランキングします。アクセス数が最も多いからといって、筆者の評価が最も高い・・という結果にはなりませんけど(笑。本ブログ内でアクセス数が多いという事は人気があるものという話になってきますので、国内で人気のあるLinux distributionを対象にランキングをしてみようと思っただけです(ただし、対象は、Ubuntu/Debian/Arch系で筆者が実際に投稿したものに限ります)。
ではさっそく始めていきます。ランキング対象には、Ubuntu及びDebian本体、およびUbuntuフレーバーは含みません。これらを含めてしまうと、上位をこれらが占めてしまう可能性が高いためで、ランキングの意味がなくなるためです。これらを除いた上でランキングを行います。
まずは・・10位から・・
10位:antiX 19(最新19.1)
軽快性で選ぶんなら・・これって事になるんですが(^^;
インストール&設定の難易度は、かなり高い方になりますので、中上級者向けDistributionとなります。
超軽量・軽快タイプで、Debian Buster stableベース、デフォルトDEは、Rox-icewm、レビジョンが上がると日本語input methodの設定方法が異なる等、設定方法が今まであまり安定していない所に難あり。ただし、バージョン19までの直近2つのeditionは同じ方法で日本語input methodの設定がうまくいっているので、様子見の状態。。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/10/antix-19-antxdebian-101-buster-base.html
9位:Q4OS 3.9 Trinity edition
インストール・設定の難易度はかなり高め+面倒・・のため、これも中上級者向けとなります。Debian Buster stable baseですが、Debian Buster testingをベースとしていたQ4OS 3.6の方がインストール&設定はかなり平易でした。デスクトップ環境はKDE Plasma 5もありますが、非常に軽快に動作するTrinity editionの方が有名です。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/10/q4os-39-stable-trinity-edition-debian.html
これも超軽量・軽快タイプですが、antiX 19の方が1枚上手・・。
8位:LXLE 18.04.3
Lubuntu 18.04.3ベース・・ただし、HWEの適用無し・・この時期に(^^;。Ubuntuベースの中ではトップクラスの超軽量・軽快タイプLinux distributionとなっています。
antiX 19と比較してもわずか10MBほどbehindしてるだけ。ほぼ同等の初期メモリー消費量となっています。アプリケーションメニュー等の日本語化は自動・・というわけではなく言語サポートをキックするタイプ。日本語input methodはfcitx-mozcを手動インストールして・・という感じになるので、やはりそれなりに労力がかかります。
尚、pre-install対象としてインターネット統合環境(メール、web browser)seamonkeyが導入されていますが、これは言語サポートの処理では日本語化できない・・そして日本語化処理は手動で割に複雑っていう問題があります(なれの問題かも)。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/09/lxle-18043-lubuntu-lxlelubuntu-18043-lts.html
10位~8位は、いずれも超軽量・軽快タイプLinux distirbutionとなっていますが、軽いけど設定は割に大変・・という事になります。
7位:SolydX 10
Debian Buster stable baseのお手本のような一本。デスクトップ環境はXfce 4.12。
アプリケーションバージョン等、Debain Buster stableからの変更は一切ないため、安定志向のDistributionです。基本として、日本語指定でのインストールを実施すれば、アプリケーションメニュー等の日本語化、日本語input method(fcitx-mozc)の設定は完了するため、ready to useとなる点は◎。ただし中華フォントがシステムフォントになっているため、このあたりの修正やFirefox ESRの検索エンジンの修正等は必要。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/11/solydx-10-debian-10-busterxfce-412.html
6位:MX 19
世界的にも人気の高いDebian Buster stable/antiX 19ベース。デスクトップ環境はXfce 4.14最新バージョンを採用。膨大なConky themeも搭載しており、基本機能の充実性もピカいちの遊び心をくすぐるLinux distribution。。惜しむらくは、設定、日本語化残処理の難易度が高い所。ただし、設定、日本語化残処理に関しては、本ブログ内でも紹介している処理手順に従って行えば、使える所まで持っていけますのであまり心配はいりません。デスクトップの完成品を比較した場合、間違いなく、ランキングはベスト1になりますが、設定、日本語化残処理の内容が特殊→難易度が高いため、順位を下げています。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/10/mx-linux-19-xfce-414deian-101antix-19.html
5位:Manjaro 18.1.0 Xfce edition(最新18.1.5)
ManjaroをArchベースと言っていいかどうかは様々な意見がありますが、QAが入っているArchベースという見方もできるため、筆者はArchベースのカテゴリーに入れています。Manjaroによって、ArchベースLinuxも随分身近になりました。アプリケーションメニュー等の日本語化は、Ubuntuベースにおける言語サポートに近い機能性によって完遂します。日本語input method(fcitx-mozc)は手動インストール&設定が必要ですが、これは手順が決まっているため、これに従って行うだけ・・。豊富な基本機能、十分なpre-installアプリ、常に最新に近いデスクトップ環境等魅力満載のlinux distributionとなります。
今回は最も人気の高い最新Xfce 4.14デスクトップ環境を有するManjaro 18.1.0 Xfce editionを5位にランクインさせてみました。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/09/manjaro-1810-xfce4-edition-xfce.html
4位:sparkylinux 5.8 LXQt edition(最新 5.9)
最近のsparkyは初期設定プロセスの途中でバグる事もなくなったので、日本語化残処理まですんなり完了します。インストール時、自身のアカウント設定の際のパスワードルールが厳しくなっているため注意。かなり以前からLXQtを採用しているため、LXQtデスクトップ環境ならば、こなれている、sparky・・って事になります。Xfce環境よりも軽いのも◎・・。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/07/sparkylinux-58-lxqt-edition-debian-10.html
3位:Zorin OS 15 core(最新 15.1)
Zorin OS 15 Liteがまっとうに設定され動作したのなら、おそらくそのランキングは3位って事になったと思いますが、少なくとも、筆者のマシンではNGでしたのでLiteはランク外としました。Zorin OS 15 Core・・、ベースとなるUbuntu 18.04.2 LTS上にgnome 3.3を独自に搭載させてくるっていうウルトラC技で、軽快性がジャンプアップしています。日本語化残処理に関しては、日本語指定でインストールするだけで、アプリケーションメニュー等の日本語化、日本語input method(ibus-mozc)のインストール・設定が完了するタイプであり、超らくちん(ibus-mozcを使えるようにするためには1操作必要ですが大したことではありません)で、ここは◎。デスクトップレイアウトはいくつかパターンを選択する方式を主としており、外観の設定・・各項目をある程度まとめて変えるコンセプトとなっています。
無論個々に調整していく事も可能。。
またZorin特有のgnome-shell-extensionを搭載しており、デスクトップ環境の大幅な機能拡張を行っています。
軽快性は若干犠牲にはなっているものの、豊富な機能性、インストール・設定の平易性が◎のため、Zorin OS 15 Coreは2019年ランキング堂々の3位とさせて頂きました。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/06/zorin-os-15-core-ubuntu-18042-ltszorin.html
2位:Linux Mint 19.3 Cinnamon/Xfce edition
毎年、ランキングが1位か2位にどうしてもなってしまうUbuntu LTSベース。軽快性・機能性・安定性のバランスが絶妙であり、インストール&設定の平易性も◎。デスクトップの機能性が最も高く、軽快性が若干落ちるのがCinnamon edition。デスクトップの機能性はほどほどで軽快性が◎なのがXfce editionとMate edition。CinnamonはLinux Mintのために開発されたデスクトップ環境であるため、ここ数年以内に購入したPC上で動作させる場合は、無論Cinnamon editionを、そしてHW脆弱性対策が施される程度の古いCPUを搭載したPC上では、Xfce editionあるいはMate editionを選択するっていうのが◎です。
2019年のトピックスとして、大きなものは無論Debian 10 Buster stableの登場となります。
これにより、Debian base(SolydXK、sparkylinux、antiX、MX-Linux、Q4OS、Voyager、Netrunner・・・)は一気に、stretch stableからbuster stableへその軸足を移す事となりました。
片やUbuntuに関しては、Ubuntu 20.04 LTSに向けた準備期間中であり、LTS以外のUbuntu各リリースにおいて、DEの最新化、ZFSサポート強化等、様々な実験的機能が施されました。これらはUbuntu 20.04 LTSの段階で結実する予定となっています。
Ubuntu 18.04 LTSをベースとしたDistributionについては、HWE+Ubuntu 18.04.3 LTS構成が年末にかけて主要Ubuntu baseのベースラインとなり、Ubuntu 20.04 LTSへの移行に向けた準備が着実に行われてきています。
さて次にArchベースです。ローリングリリースの各Archベースは、カーネル、DE含めて比較的最新の環境に維持されていますが、本年はAntergosや、ManjaroベースのNetrunner等、有名どころが開発の継続を断念しており、差別化の難しさが如実に出てきている結果となりました。
ハードウエア脆弱性に関しては、spectre/meltdownの余波がいまだに続いている中、亜種やZombieload、Zombieload 2といった新種も出てきており、しばらくの間は予断を許さない状況が続きそうです。古いCPUを搭載するマシンに関してはCPUマイクロコードの提供が無いものもあるため、特に注意が必要です。
2019年を振り返ると、だいたいこんな所ではないかと思います。さて、筆者の勝手なLinuxランキングですが、今回は、2019年中に本ブログ中のアクセス数が最も多いものトップ10を対象にランキングします。アクセス数が最も多いからといって、筆者の評価が最も高い・・という結果にはなりませんけど(笑。本ブログ内でアクセス数が多いという事は人気があるものという話になってきますので、国内で人気のあるLinux distributionを対象にランキングをしてみようと思っただけです(ただし、対象は、Ubuntu/Debian/Arch系で筆者が実際に投稿したものに限ります)。
ではさっそく始めていきます。ランキング対象には、Ubuntu及びDebian本体、およびUbuntuフレーバーは含みません。これらを含めてしまうと、上位をこれらが占めてしまう可能性が高いためで、ランキングの意味がなくなるためです。これらを除いた上でランキングを行います。
まずは・・10位から・・
10位:antiX 19(最新19.1)
軽快性で選ぶんなら・・これって事になるんですが(^^;
インストール&設定の難易度は、かなり高い方になりますので、中上級者向けDistributionとなります。
超軽量・軽快タイプで、Debian Buster stableベース、デフォルトDEは、Rox-icewm、レビジョンが上がると日本語input methodの設定方法が異なる等、設定方法が今まであまり安定していない所に難あり。ただし、バージョン19までの直近2つのeditionは同じ方法で日本語input methodの設定がうまくいっているので、様子見の状態。。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/10/antix-19-antxdebian-101-buster-base.html
9位:Q4OS 3.9 Trinity edition
インストール・設定の難易度はかなり高め+面倒・・のため、これも中上級者向けとなります。Debian Buster stable baseですが、Debian Buster testingをベースとしていたQ4OS 3.6の方がインストール&設定はかなり平易でした。デスクトップ環境はKDE Plasma 5もありますが、非常に軽快に動作するTrinity editionの方が有名です。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/10/q4os-39-stable-trinity-edition-debian.html
これも超軽量・軽快タイプですが、antiX 19の方が1枚上手・・。
8位:LXLE 18.04.3
Lubuntu 18.04.3ベース・・ただし、HWEの適用無し・・この時期に(^^;。Ubuntuベースの中ではトップクラスの超軽量・軽快タイプLinux distributionとなっています。
antiX 19と比較してもわずか10MBほどbehindしてるだけ。ほぼ同等の初期メモリー消費量となっています。アプリケーションメニュー等の日本語化は自動・・というわけではなく言語サポートをキックするタイプ。日本語input methodはfcitx-mozcを手動インストールして・・という感じになるので、やはりそれなりに労力がかかります。
尚、pre-install対象としてインターネット統合環境(メール、web browser)seamonkeyが導入されていますが、これは言語サポートの処理では日本語化できない・・そして日本語化処理は手動で割に複雑っていう問題があります(なれの問題かも)。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/09/lxle-18043-lubuntu-lxlelubuntu-18043-lts.html
10位~8位は、いずれも超軽量・軽快タイプLinux distirbutionとなっていますが、軽いけど設定は割に大変・・という事になります。
7位:SolydX 10
Debian Buster stable baseのお手本のような一本。デスクトップ環境はXfce 4.12。
アプリケーションバージョン等、Debain Buster stableからの変更は一切ないため、安定志向のDistributionです。基本として、日本語指定でのインストールを実施すれば、アプリケーションメニュー等の日本語化、日本語input method(fcitx-mozc)の設定は完了するため、ready to useとなる点は◎。ただし中華フォントがシステムフォントになっているため、このあたりの修正やFirefox ESRの検索エンジンの修正等は必要。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/11/solydx-10-debian-10-busterxfce-412.html
6位:MX 19
世界的にも人気の高いDebian Buster stable/antiX 19ベース。デスクトップ環境はXfce 4.14最新バージョンを採用。膨大なConky themeも搭載しており、基本機能の充実性もピカいちの遊び心をくすぐるLinux distribution。。惜しむらくは、設定、日本語化残処理の難易度が高い所。ただし、設定、日本語化残処理に関しては、本ブログ内でも紹介している処理手順に従って行えば、使える所まで持っていけますのであまり心配はいりません。デスクトップの完成品を比較した場合、間違いなく、ランキングはベスト1になりますが、設定、日本語化残処理の内容が特殊→難易度が高いため、順位を下げています。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/10/mx-linux-19-xfce-414deian-101antix-19.html
5位:Manjaro 18.1.0 Xfce edition(最新18.1.5)
ManjaroをArchベースと言っていいかどうかは様々な意見がありますが、QAが入っているArchベースという見方もできるため、筆者はArchベースのカテゴリーに入れています。Manjaroによって、ArchベースLinuxも随分身近になりました。アプリケーションメニュー等の日本語化は、Ubuntuベースにおける言語サポートに近い機能性によって完遂します。日本語input method(fcitx-mozc)は手動インストール&設定が必要ですが、これは手順が決まっているため、これに従って行うだけ・・。豊富な基本機能、十分なpre-installアプリ、常に最新に近いデスクトップ環境等魅力満載のlinux distributionとなります。
今回は最も人気の高い最新Xfce 4.14デスクトップ環境を有するManjaro 18.1.0 Xfce editionを5位にランクインさせてみました。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/09/manjaro-1810-xfce4-edition-xfce.html
4位:sparkylinux 5.8 LXQt edition(最新 5.9)
最近のsparkyは初期設定プロセスの途中でバグる事もなくなったので、日本語化残処理まですんなり完了します。インストール時、自身のアカウント設定の際のパスワードルールが厳しくなっているため注意。かなり以前からLXQtを採用しているため、LXQtデスクトップ環境ならば、こなれている、sparky・・って事になります。Xfce環境よりも軽いのも◎・・。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/07/sparkylinux-58-lxqt-edition-debian-10.html
3位:Zorin OS 15 core(最新 15.1)
Zorin OS 15 Liteがまっとうに設定され動作したのなら、おそらくそのランキングは3位って事になったと思いますが、少なくとも、筆者のマシンではNGでしたのでLiteはランク外としました。Zorin OS 15 Core・・、ベースとなるUbuntu 18.04.2 LTS上にgnome 3.3を独自に搭載させてくるっていうウルトラC技で、軽快性がジャンプアップしています。日本語化残処理に関しては、日本語指定でインストールするだけで、アプリケーションメニュー等の日本語化、日本語input method(ibus-mozc)のインストール・設定が完了するタイプであり、超らくちん(ibus-mozcを使えるようにするためには1操作必要ですが大したことではありません)で、ここは◎。デスクトップレイアウトはいくつかパターンを選択する方式を主としており、外観の設定・・各項目をある程度まとめて変えるコンセプトとなっています。
無論個々に調整していく事も可能。。
またZorin特有のgnome-shell-extensionを搭載しており、デスクトップ環境の大幅な機能拡張を行っています。
軽快性は若干犠牲にはなっているものの、豊富な機能性、インストール・設定の平易性が◎のため、Zorin OS 15 Coreは2019年ランキング堂々の3位とさせて頂きました。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/06/zorin-os-15-core-ubuntu-18042-ltszorin.html
2位:Linux Mint 19.3 Cinnamon/Xfce edition
Linux Mint 19.3 Cinnamon edition |
Linux Mint 19.3 Cinnamon edition |
Linux Mint 193 Xfce edition |
毎年、ランキングが1位か2位にどうしてもなってしまうUbuntu LTSベース。軽快性・機能性・安定性のバランスが絶妙であり、インストール&設定の平易性も◎。デスクトップの機能性が最も高く、軽快性が若干落ちるのがCinnamon edition。デスクトップの機能性はほどほどで軽快性が◎なのがXfce editionとMate edition。CinnamonはLinux Mintのために開発されたデスクトップ環境であるため、ここ数年以内に購入したPC上で動作させる場合は、無論Cinnamon editionを、そしてHW脆弱性対策が施される程度の古いCPUを搭載したPC上では、Xfce editionあるいはMate editionを選択するっていうのが◎です。
今回はUbuntu 18.04.3ベース+HWEが適用されたLinux Mint 19.3 Cinnamon editionとLinux Mint 19.3 Xfce edition双方を2位にランクインしてみました。どちらを選択しても間違いないLinux Distributionです。
本ブログ投稿記事(Cinnamon edition)→https://www.linux-setting.tokyo/2019/12/linux-mint-193-tricia-cinnamon-edition.html
本ブログ投稿記事(Xfce edition)→https://www.linux-setting.tokyo/2019/12/linxu-mint-193-tricia-xfce.html
1位:Peppermint 10 respin
Ubuntu 18.04.3ベース+HWE適用。。pre-installされたice ssb managerのoffice online定義(Firefox使用)でもoffice onlineのメニュー等の日本語化が行われ、スキなしの状態となったクラウド型Ubuntu baseです(以前はFirefoxを使ってice ssb manager定義を行うとoffice onlineのメニュー等の日本語化は行われませんでした)。デスクトップ環境はLXDE+Xfce4という特殊環境になっており、設定パネルの日本語化が不十分ではありますが(個々の機能については日本語化されるものもあります)、使用上問題はありません。
プラス軽快性も十分です・・!
日本語指定でインストールするだけで、アプリケーション等のメニューの日本語化、日本語input method(fcitx-mozc)のインストール&設定も完了する超らくちんタイプ。
本年のランキング第1位は、ネットワーク時代に対応したPeppermint 10 respinに決定です。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/12/peppermint-10-respin-ubuntu-baseubuntu.html
<総評>
ランキング上位に挙がってくるDistributionは、すべて、日本語指定でインストールすれば、アプリケーションのメニュー等の日本語化や、日本語input methodのインストール&設定が完了するタイプであり、やはりこのファクターが達成できていないとランキングはどうしても下がってしまいます。従前から本ファクターはUbuntu系が強い傾向にあるため、ランキングトップ3はUbuntu baseで固まりました。今回、第4位にsparkylinux 5.8 LXQt editionをいれましたが、初期設定パネル方式で本ファクター+必要な初期設定を完了させている所は平易性という観点で高い評価ポイントとなっています。
他、Voyager 10 Debian Buster、ArcoLinux v19.11.03をトップ10に入れたかった所ですが、Voyager 10 Debian Busterは、まだdevelopment releaseである点、ArcoLinux v19.11.03は、設定内容が他と異なりすぎるため、今回は双方ドロップさせています(アクセス数から言えばトップ10に入りましたが、今回は外し、11位、12位を繰り上げています)。ただし、完成品のランキングを行うと、間違いなく双方ともトップ3に入ってくるdistributionとなります。
さて・・2020年は、どうなるか・・といえば、やはりUbuntu 20.04 LTSとそのフレーバー、及び、Ubuntu 20.04 LTSベースDistributionのリリースラッシュという事となります。2019年の目玉はDebian Buster stableの登場であったわけですが、今度はUbuntu・・。
2020年も頑張って投稿を続けていきますのでよろしくお願いいたします!
本ブログ投稿記事(Xfce edition)→https://www.linux-setting.tokyo/2019/12/linxu-mint-193-tricia-xfce.html
1位:Peppermint 10 respin
Ubuntu 18.04.3ベース+HWE適用。。pre-installされたice ssb managerのoffice online定義(Firefox使用)でもoffice onlineのメニュー等の日本語化が行われ、スキなしの状態となったクラウド型Ubuntu baseです(以前はFirefoxを使ってice ssb manager定義を行うとoffice onlineのメニュー等の日本語化は行われませんでした)。デスクトップ環境はLXDE+Xfce4という特殊環境になっており、設定パネルの日本語化が不十分ではありますが(個々の機能については日本語化されるものもあります)、使用上問題はありません。
プラス軽快性も十分です・・!
日本語指定でインストールするだけで、アプリケーション等のメニューの日本語化、日本語input method(fcitx-mozc)のインストール&設定も完了する超らくちんタイプ。
本年のランキング第1位は、ネットワーク時代に対応したPeppermint 10 respinに決定です。
本ブログ投稿記事→https://www.linux-setting.tokyo/2019/12/peppermint-10-respin-ubuntu-baseubuntu.html
<総評>
ランキング上位に挙がってくるDistributionは、すべて、日本語指定でインストールすれば、アプリケーションのメニュー等の日本語化や、日本語input methodのインストール&設定が完了するタイプであり、やはりこのファクターが達成できていないとランキングはどうしても下がってしまいます。従前から本ファクターはUbuntu系が強い傾向にあるため、ランキングトップ3はUbuntu baseで固まりました。今回、第4位にsparkylinux 5.8 LXQt editionをいれましたが、初期設定パネル方式で本ファクター+必要な初期設定を完了させている所は平易性という観点で高い評価ポイントとなっています。
他、Voyager 10 Debian Buster、ArcoLinux v19.11.03をトップ10に入れたかった所ですが、Voyager 10 Debian Busterは、まだdevelopment releaseである点、ArcoLinux v19.11.03は、設定内容が他と異なりすぎるため、今回は双方ドロップさせています(アクセス数から言えばトップ10に入りましたが、今回は外し、11位、12位を繰り上げています)。ただし、完成品のランキングを行うと、間違いなく双方ともトップ3に入ってくるdistributionとなります。
さて・・2020年は、どうなるか・・といえば、やはりUbuntu 20.04 LTSとそのフレーバー、及び、Ubuntu 20.04 LTSベースDistributionのリリースラッシュという事となります。2019年の目玉はDebian Buster stableの登場であったわけですが、今度はUbuntu・・。
2020年も頑張って投稿を続けていきますのでよろしくお願いいたします!
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