PC系で今ホットと言えば、無論AI PCと言われるcopilot+ pc・・。マイクロソフトによれば、copilot+ PCの条件としてNPUの性能が、40TOPS以上必要・・とされており、現行CPUでは、以下のみ対応という事になります。
・AMD Ryzen AI 300
・Intel Lunar Lake(Core Ultra Season2)
・Snapdragon X Elete
今買うんならば・・これらCPU搭載モデルって事になりますが、いかんせん高すぎる。高くてもAI PCとして価格に見合うサービスが無償提供されるんならば、それでいいわけですが、どうもそういう感じでは無い。数年はまだ様子見が必要と考えたので、今回の業務携帯用ノートPCリプレースはコスパ優先で動く事にしました。
今まで使用していたモデルは、Lenovo Thinkpad T480s・・通信モジュール:WWANカードスロットに128GBのNVME 2242 SSDを追加接続した改造版・・この128GB SSDですが、WWANスロット接続という事もあって、インタフェースが若干特殊・・このタイプの2242 NVME ssdは当時国内で入手不可能だったため、米国より代行業者を経由して輸入したもの・・って事になります。メーカーは東芝でしたね。。懐かしい(笑。。
→https://www.linux-setting.tokyo/2019/10/thinkpad-t480s-ssd-wwanm2-2242-nvme-ssd.html
このT480sのスペックですが・・
・CPU:Core i5 8250u(第8世代Intel)
・メモリ:16GB
・SSD:512GB(2280 NVME SSD)+128GB(2242 NVME SSD:WWLANスロット使用)
Passmark(CPU mark)は5870という代物です。今までの当方のブログでは主にT480sの128GB SSD側にインストールしたLinuxに関して投稿してきましたので、公私にわたってお世話になった機種という事になります。酷使した割には今までトラブル一切無しでしたので、さすがThinkpadといったところでしょうか。。
このThinikpadもWindows 11サポート対象としてはスペック的にギリギリであり、わりに挙動がslowになってきた事から今回リプレースを決行する事にした次第です。
購入条件としては・・
1)メモリー:DDR4 3200タイプ&16GB標準搭載、メモリー空スロット:1
2)SSD : NVME 4x4 512GB標準搭載、2280 NVME SSD空スロット:1
3)ディスプレイサイズ:14インチ
4)Passmark(CPUmark):15,000近辺
5)重量:1.4Kg近辺
6)価格:7万円未満
メモリーに関しては、DDR4 3200タイプが余っており、新規購入せずにメモリー追加ができるため、SSDに関しては、Linuxインストール用のNVME 2280 SSD(GEN3:1TB余剰分)を追加できるように・・上記諸条件を満たすノートという事になると、条件2)を満たす事が難しく、結果的に、Lenovo一択・・Thinkbook 14 Gen 6 AMD Ryzen 5 7430U搭載モデルのみ全条件に一致したという事になります。
Thinkbook 14 Gen 6 AMDモデルに関しては、当初販売モデルに採用されたRyzen 5 7530u搭載機種もありますが価格が8万超えのためドロップ。今回選んだモデルはAMD Ryzen 5 7430uを搭載したThinkbook 14 Gen 6 AMDの後発モデルとなります。購入先はLenovoのオンラインショップではなく、ディーライズを採用。これは明日届くという感じでしたので、即決でした。価格は64,800円・・もうすでに在庫無しになっていますが(-_-;)。。購入したThinkbook 14 Gen 6 AMDの詳細構成は以下を参照。
→https://www.d-rise.jp/product/p003000026505/
という事で今回は、新しく購入したLenovo Thinkbook 14 Gen6 AMDモデルの注意事項、セッティングに関して投稿を進めていきます。
1.内部構造
Thinkbook 14 Gen 6 AMDモデルの裏蓋の外し方はyoutubeでも紹介事例が多いため、ここでは割愛します。裏蓋を外した状態は以下のようになります。
上記赤枠で囲んだ箇所をクリックしてダウンロード、この後、ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールを実行します。次にインストールしたAMDソフトウェアを実行し、エラーなしで起動できればOKです。
2.2 キーボードライティング
Thinkbook 14 Gen 6 AMDでは、通常キーボードライティングの機能が付きます。初期状態ではキーボードライティングが常時Onの状態です。このままで良い場合は構いませんが、筆者はキーボードライティングをOffの状態にし、FN+スペースキーで必要に応じてOnにする設定に変更しています。この設定はBIOS設定では無く、Lenovo Vantageを使用して行います。
3.ベンチマーク:Passmark
Thinkbook 14 Gen 6 AMDでは、CPU駆動モードとして、3つあり、標準のInteligent Cooling,パフォーマンスモードのExtreme Performanceでのベンチマーク(Passmark)結果をここでは掲載します。CPU駆動モードはBIOS設定で変更できます。
3.1 Inteligent CoolingでのPassmark結果
3.2 Extreme PerformanceでのPassmark結果
CPU Markとして、17293。Ryzen 5 7430uの平均CPU Markが、15574ですので、かなり高いベンチマーク結果となります。
物によっては、体感的なスピードとして、Extreme performanceモードで、かなり上がりますが、Inteligent Coolingモードでも通常作業では全く問題ありませんので、筆者はCPUの負荷・温度も考慮し、標準のInteligent Coolingモードに戻しています。
4.総評
そこそこ良い買い物ができたと思っています。Thinkpad T480sの価格が当時20万程度、今回のThinkbook 14 Gen 6 Ryzen 5 7430uが、6万5千円程度、Extreme Perfomanceモードでは性能が、T480sの3倍。。なんと言うか・・時代の流れを感じてしまうコストパフォーマンスですね。。
尚、Thinkbook 14 Gen 6 AMDはPD充電器で給電が可能ですので、重い電源アダプタを持ち運ぶ必要が無いのが◎です。
尚、Thinkbook 14 Gen 6 AMDのIPS液晶に関しては、尿液晶までいかなくても、黄色味が強いため、画像処理には向かないと思ったほうが良いでしょう。。
左上が、Thinkbook 14 Gen 6 Ryzen 5 7430u接続外部モニターで表示、右下が、Thinkbook 14 Gen 6 Ryzen 5 7430u 45%NTSC IPS液晶で表示。 |
コメント
コメントを投稿