Peppermint 10 respin リリース! 〜クラウド型Ubuntu baseがUbuntu 18.04.3 base + HWE適用・・となって再登場!・・ice 6.0.8の出来は如何?


Peppernmint 10 respin・・・Ubuntu 18.04.3 LTSベース+HWE適用で・・再登場です。オンラインアプリケーションをローカルアプリのような使い勝手で操作できるような仕組みをice ssb managerで提供しており、今回、ベースラインをUbuntu 18.04.3 LTSベース+HWE適用とし最新化した上で、ice SSB managerもバージョンを6.0.8に引き上げてきました。

デスクトップ環境は、LXDEですが、Xfce 4.12の要素がかなり盛り込まれており、パネルもXfce4パネルが使用されています。このため、Xfce 4.12のパネルアイテムも使用できるようになっています。LXDE+Xfce4環境のため設定マネージャーは独自。。ここは日本語化できません。

Ubuntu baseの中ではLXLEと同様、軽快性はトップクラスであり、日本語化に関しては全くの手間いらずであるため、このあたりだけにフォーカスされやすいのですが、本Peppermint OSで最も注目すべきは、ice ssb managerによりクラウドアプリケーションをローカルアプリケーションのように使用できるようにしたオンラインアプリケーション使用環境であり、故にpre-installアプリケーションは必要最小限に抑えられる結果となっています(ただし、これにより、機能性に問題が発生するわけではありません。オンラインアプリケーション定義により、潤沢なオンラインアプリケーション機能が利用できるためです)。カレンダーは、google calendarを、Office suiteはMS Office Online機能をice ssb managerにより事前設定しており、ローカルアプリケーションのような操作性でこれらを使える事は非常にユーザーメリットは大きいのですが・・・。

さて、使用メリットの大きいPeppermint OSですが、Peppermint 9〜Peppermint 10においてはMS Office Onlineにおける日本語入力は可能なもののMS Office Onlineの各アプリケーションメニューついては日本語化されませんでした。本ブログにおいては、ice ssb managerでMS Office Onlineの各コンポーネントはFirefoxを使って定義されていますが、これを他のブラウザに変えてice ssb managerにより再定義すれば、Office Onlineの各アプリケーションメニューついて日本語化できる旨投稿してきています。

さて、今回ice ssb managerもバージョンが6.0.8に上がり、上記の現象はどう変わったのか・・・を含めて、最新のPeppermint・・Peppermint 10 respinに関し、検証結果について、投稿を進めていく事にします。


1.概要

1)ベース:Ubuntu 18.04.3 LTS(HWE適用済)

2)デスクトップ環境:LXDE+Xfce4

3)カーネル:5.0.0-37-generic

2.インストール(GPT/UEFIケース)
インストール自体は、UbuntuのUbiquityを使用しているため、概ね、前回投稿したLinux Mint 19.3 Cinnamon edition等を同じです。このため今回は割愛。

3.初期設定・日本語化残処理

1)システムアップデート・アップグレード
これはインストール→再起動後アップグレードnotificationがパネルに出るため、これに従うだけ。
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ちなみにUbuntu repositoryは国内サーバーにセットされていますので変更する必要はありません。

2)日本語化残処理

特に必要な日本語化残処理はありません。日本語指定でインストールすれば、アプリケーションのメニュー等の日本語化、fcitx-mozcのインストール・設定も完了し、fcitx-mozcによる日本語入力も問題なく行えます。

ただしオプションとはなりますが、不要な言語サポートが多数インストールされていますので、これを削除します。これは、"Peppermint Setting Panel"→”User"→"Language Support"から。。
”言語のインストールと削除”ボタンを押下すると、”インストールされている言語”一覧が表示されるため、”英語”と”日本語”以外のチェックを外し、適用ボタンを押下します。
以上で、アップデート対象の言語サポートが"英語"及び"日本語”のみとなります。

4.基本設定

1)タッチパッドの無効化

筆者のように、ノート型PCであってもマウスや、トラックポイントを使用している場合は一般的に、タッチパッドを無効化した方が使い勝手は良くなります(触れる事による誤動作がなくなるため)。これは、"Peppermint Control Center"→"Keyboard&Pointer"タグから。
以下のように”Touchpad Enabled"からチェックを外します。

2)MS Office Online機能

Peppermint 10 respinになって・・ようやく・・・Firefoxを使ったice ssb manager定義をキックすれば、メニュー等の日本語化がなされた日本語Office Onlineの各コンポーネントが起動できるようになっています。したがって、タイトルバーにFirefoxと出てくる事が気にならない方は、Peppermint 10 respinにpre-installされたMS Office Onlineのice ssb manager定義をキックして、日本語MS Office Onlineを使用する事ができます。

MS Excel Online

MS PowerPoint Online

MS Word Online
無論上記MS Office Online機能を使用するためには、マイクロソフトアカウントが必要になります(無料)。また、上記サービス起動時、マイクロソフトアカウントが入力できない状況が生まれた場合、テキストエディター等を使ってアカウントを入力し、これをカット&ペーストする等の対応で対処すればうまくいきます(一般的にブラウザにアカウント・パスワードを記憶させると思いますので、1回こっきりの処理となります)。

やはりChrome等をice ssb manager定義で使用したほうが、タイトルバーにブラウザの名前が出てこないので、筆者的には好きなんですが。。使用上問題はない箇所ですので、こういった細かい所が気になる方は、Chrome等を使ったice ssb manager定義(MS Office Onlineの)をし直すって事になります。

他、以下のようなオンラインアプリケーションがあたかもローカルアプリケーションのような操作性で使用できるようになっています。
Google Calendar

Gmail

画像処理:日本語化されません

Googole Drive

麻雀ゲーム

ピンボール

カードゲーム

Firefox Send:日本語化されません
5.評価

機能性:S、軽快性:A+、インストール・初期設定・基本設定の平易性:A+、安定性:A

となります。やはり大きかったのは、前回までメニュー等が日本語化されなかったMS Office Onlineが日本語化されて表示できるようになった点でしょうか。

もともと軽快性は非常に高く・・
しかもネット時代に即したDistributionであり、追加設定や、日本語化残処理もほとんど必要無い事から筆者の評価は極めて高かったのですが、今回、MS Office Onlineの問題が収拾されたためスキなしのUbuntu baseに仕上がっています。

ice ssb managerもバージョンが6.0.8に上がりましたが、これもまた、今回のMS Office Onlineの問題収拾に貢献していると思います。
ice ssb manager 6.0.8については、別の機会に詳細を投稿する事として・・。

無論、筆者一押し、おすすめの一本となります!。

(本ブログ記事中のPeppermintデスクトップには、plank及び、conkyテーマを配置しているものがあります。これは筆者が追加したものであり、pre-install対象では無い事に注意ください)

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