Xubuntu 18.04.2 ~Ubuntu 18.04.2ポイントリリースフレーバー(その5)・・最もバランスの取れたXfce4デスクトップ環境の基本設定を押さえる!

2019年3月3日日曜日

ubuntu base xfce4 xubuntu 軽快

Ubuntu 18.04 LTSの2回目のポイントリリース・Ubuntu 18.04.2のフレーバー第五弾は、Xfce4デスクトップ環境を有するXubuntu 18.04.2・・UbuntuのオフィシャルフレーバーとしてはKDE Plasma環境を有するKubuntuと同様歴史は古く、安定性、平易性、機能性、軽快性のバランスが取れたXfce4デスクトップ環境を提供しています。

このようなXfce4の特徴から、Ubuntu Baseでは、Voyager、Linux Mint Xfce edition、Debian baseではMX Linux、Makulu Linux、Archベースでは、ArcoLinuxやManjaro Xfce edition等、Xfce4デスクトップ環境を有するDistributionは、人気が高いものが多いのも事実です。

ただ、筆者は・・、Ubuntuならば、Xubuntu、Debianなら、Debian stable+Xfce 4の基本的な設定事項に関し、ある程度極めた後で、これら人気の高いDistributionを触った方が良いだろうと考えています(Archの場合、0から組み上げるような感じですので、ある程度のスキルセットが必要となります。このためArchについてはArchベースから使っていった方が良いと思っています)。

特にDebian+Xfce4”は、”さら”の状態のXfce4環境のため、Debianの基本設定+Xfce4の基本設定に関し、順を追って設定を進めていく事ができる+設定に関するドキュメントが豊富という事もあり、おすすめのセットアップ対象です。

こういったステップを踏めば、多くのカスタマイズを施した人気の高いDistributionを使っている間に、何か起きたとしてもある程度は対応が取れるようになります。

Ubuntu baseのVoyagerや、Debian stableベースのMX Linuxは本ブログでも投稿させて頂いていますが、初心者向けというより玄人よりのDistributionです。このため、Voyagerを使うんなら、少なくとも、Xubuntuで、また、MX Linuxを使用するんなら、Debian stable + Xfce4環境で慣れてから、Voyagerや、MXに移行するといった流れの方が無理がないだろうと思っています。

前置きが長くなりましたが、今回は、・・Xubuntu 18.04.2・・Xfce4の基本的な設定内容を中心に、投稿を進めていきます。具体的には以下のようなデスクトップを作るまでの流れを順に説明していきます。


1.概要

1)ベースライン:Ubuntu 18.04.2

このため、HWE(カーネル、Xスタック)に関する内容は、Ubuntu 18.04.2と同じです。
本ブログの以下内容・・HWE記述部分を参照 

2)デスクトップ環境:Xfce4.12

3)サポート期間:2021年4月まで

2.インストール

Kubuntu 18.04.02と同様、日本語指定でインストールすればメニュー等の日本語化や、日本語input method(fcitx-mozc)のインストール&設定が完了するタイプです。
インストールは以下のスクリーンショットを参照。。

3.初期設定

1)システムアップデート・アップグレード

インストールが終了し、再起動&loginすると”ソフトウエア”の更新”が起動しますので”今すぐイントールする"を選択して、システムアップデート・アップグレードを実行します。
ソフトウエアソースは国内サーバーになっているため変更の必要はありません。

初期設定はこれで終了します。fcitx-mozcを使った日本語入力も問題なく・・。

以上でデスクトップの体裁を気にしなければ、Ready to useとなります。

4.デスクトップの基本設定

1)パネルアイテムの設定

①時刻表示調整

インストール直後のパネル上の時刻表示は欧米風ならOKですが、日本語表示としてみたらNGです。
 このため、パネルの時刻表示箇所にカーソルをおき、右ボタンクリックし、表示されるメニュー中のプロパティを選択・・以下のように時計表示を修正します。

以下設定により時計表示として、hh:mm:ssという形となり、パネルの時計表示部分にカーソールをおいた際に表示される”ツールチップの表示形式”は、yy年mm月dd日となります。

②ワークスペーススイッチャー、天気予報のパネルアイテムの追加と設定

これはパネル上の任意の場所でマウス右ボタンクリック→パネル→新しいパネルの追加を選択し、”新しいアイテムの追加”windowを表示させます。
 ↓
”新しいアイテムの追加”windowからワークスペーススイッチャーと天気予報をそれぞれ選択し、パネル上に追加します。


・ワークスペーススイッチャーの設定
パネルに表示されるワークスペーススイッチャー上で”ワークスペースの設定”を選択、設定を行います。
 ↓
ワークスペースの枚数はオリジナルは1枚です。
 ↓
例えば4枚に変更します。
次にパネルのワークスペーススイッチャー上で右ボタンクリック→プロパティを選択します。
 ↓
上記設定で、パネル上のワークスペーススイッチャーの表示は横4から上段2,下段2という形に変更されます。

・天気予報の設定
パネルの天気予報上("データなし"と表示されている箇所)でマウス右ボタンクリック→プロパティを選択し、天気予報の設定を行います。
 ”地域”(天気予報表示場所)は自動的に設定されます。
”外観”タグでは天気予報アイコンテーマを設定できます。
デフォルトは、Liquid
 ↓
筆者は、Simplisticに変更
 ↓
 天気予報は上記のように表示されるようになります。

追加したパネルアイテムはパネル右端に表示されます。このパネル上の位置を移動させたい場合は、該当パネルアイテム上でマウス右ボタンクリック→移動で行えます。

 2)設定マネージャーを使う設定各種

以降の設定は、設定マネージャーによって行います。
アプリケーションメニューの一番下、右から2番目のアイコンを押下
 ↓
設定マネージャーが立ち上がります。
①ワークスペースをマウスホイールで切り替える

”ウィンドウマネージャー(詳細)”を選択・実行 →”ワークスペース”タグを選択し、”ワークスペースの切り替えにデスクトップ上でのマウスホイールを使用する”にチェックを入れます。
 ↓
これでマウスホイールによりワークスペースの切り替えが行えるようになります。

②デスクトップ上のアイコン表示をコントロールする

”デスクトップ”を選択・実行→”アイコン”タグを選択・実行し、”デフォルトアイコン”の箇所のチェックを外す事によってデスクトップ上のアイコン表示のOn/Offが行えます。
以下ではデスクトップ上のアイコン表示を無しにしています。

 ↓

 ↓




 ③Plankのインストールと設定

ドックのインストールと基本設定を行ってみます。
ドックはPlank・・

plankをインストール
 ↓
plankを実行
 ↓
 ↓
Ctrlキーを押しながらplank上で右ボタンクリック→設定を選択
 ↓
Plankの設定Windowが立ち上がります
 ↓
アイコンサイズを48→38に変更
 ↓
”ドックレット”タグに移り、plankにゴミ箱を追加
設定マネージャから、セッションと起動を選択・実行→”自動起動アプリケーション”タグに移り、login時plankを自動起動設定します。
”追加”ボタンを押してplank自動起動を追加
 ↓
これでplankがlogin時自動起動します。

 ④アイコンテーマのインストールと設定

ここではアイコンテーマの追加インストールと設定を行います。

追加のアイコンテーマは、www.gnome-look.orgからまずはダウンロード・・
 ↓
左側ボックスのIcons Themesを選択→icon thmes一覧表示へ
 ↓
今回はPapirusを使います
↓ 
papirus-icon-themes-20190203.tar.xzをクリックしてダウンロード
 ↓
ダウンロードフォルダーへダウンロードされます
ホームフォルダー直下に .icons フォルダーを作成します。
 ↓
 ↓

papirus-icon-themes-20190203.tar.xzを解凍して、解凍されたpapirusテーマを上記.iconsへ移動
 
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓

次にpapirusテーマを使えるように設定します。
設定マネージャから、”外観”を選択・実行→”アイコンタグ”に移動”→Papirus-darkを選択。これで、アイコンテーマが、Papirus-darkに変更されます。
 ↓

⑤login画面の変更

ログイン画面の日時の並びが欧米風になっており、見苦しいためここを修正します。

設定マネージャーから”LightDM GTK+ Greeterの設定”を選択・実行→”パネル”タグに移動
時刻のフォーマットを修正します。例えば以下のように。。
 ↓

5.評価

機能性:A、日本語化・基本設定の平易性:A、安定性:A、軽快性:A

となります。デスクトップの細かい調整を除いた場合、ready to useの状態まで持っていくのには最も時間がかからないデスクトップとなります。

また、xfce4は、xfwmをウィンドウマネージャとして使用しており、composite機能も有しています。

composite機能の初期設定は、以下のようになっており、これは、plank等のドックや、conky等に対する透過処理に対して最適な設定内容となっていますので、他のXfce4ベースのLinux distributionを設定する際には参考になります。

筆者の評価としては、安定性、平易性、安定性、軽快性のバランスが最もとれており、しかも、カスタマイズも容易に行えるため、初心者から玄人まで、オススメの一本・・筆者一押しのLinux distributionとなります!。

ちなみに、冒頭及び以下のスクリーンショットでは、本投稿で設定した内容以外に、ice ssb managerを使用したoffice online設定、dropdown terminalの設定、デスクトップテーマのインストール&変更、plankテーマのインストール&変更、壁紙変更を施していますので注意ください。