sparkylinux 5.8 Xfce edition ~Debian 10 "Buster" stableベースとなって再登場!

2019年7月20日土曜日

debian base sparkylinux xfce4 軽快


流石に早かったですね。Debian 10 "Buster" stableが正式リリースする前にRCが出てきて、この時期にDebian 10 "Buster" stable baseとなってリリースされてきました。
ほぼ同時にリリースされてきたのは、Q4OSです。この二つのリリースを皮切りに今後多くのDebian stable ベースのLinux distributionが、Debian 10 "Buster" stableベースとなって登場してきます。

以前のポーランド産sparkylinuxの投稿の中で、既に投稿した通り、本Debian 10 stable base  sparkylinux 5.8から、Xfce-desktop環境が復活します。これは前stable baseがLXDEデスクトップ環境であり、Debian 10 stableベースになるとLXQtデスクトップ環境しか選択肢がなく、新stableベースへの移行に躊躇するケースがある・・という事でXfce4を復活・・というシナリオになったようです。したがって、sparkylinux 5.8はデスクトップ環境としてXfce4とLXQt双方をサポートするという形態となっています。

旧stable baseのLXDEデスクトップ環境では、pre-installの際の部品が足りないため、動かない設定機能等があり、筆者的にはけっこういまいちでしたが(部品をインストールすれば使えるようになります)、今回のDebian 10 stableベースのsparkylinux5.8は、このあたり出来はどうなのか・・今回は復活したXfce4 editionに関して投稿を進めていきたいと思います。


1.概要

1)デスクトップ環境:Xfce 4.12

2)カーネル:4.19.0-5
 meltdown/spectre等HW 脆弱性対策適用度は。。
Debian 10 stableと同様、問題のないレベルです。

 2.インストール

まずインストールメディアでブート時、最初に出てくる画面にて、"More Languages”を選択→"Japanese"指定・・を行ってブート処理を進めます。
 ブート後、インストーラーをキックして、インストールを進める流れはいつもの通り。
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
本体及びブートローダーのインストール先は環境依存ですので参考になりません。
尚、アカウントのパスワード構成はルールが厳しくなっていますので要注意。

2.初期設定と日本語化残処理

 sparkylinux 5.8 Xfce editionの初期設定&日本語化残処理は、インストール→再起動後の初期設定メニューにて実施します。
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓

以上で初期設定、日本語化残処理は完了します。
logout/loginでfcitx-mozcによる日本語入力もこの通り。。

ただし、repositoryに関しては日本国内サーバーに自動的に変更されませんので、筆者は以下のように変えています。
 ↓

以上で初期設定、日本語化残処理は終了です。

3.基本設定

このあとは、Xfce4 デスクトップ環境の基本設定となります。sparkylinux 5.8 Xfce-editionの主な基本設定に関して投稿を進めていきます。

1)透過処理

 composite managerは初期でOffの状態です。

”設定マネージャ”→”ウィンドウマネージャー(詳細)”→”コンポジット処理”からcomposite managerをOnにします。
 ↓
また上記の状態だと、plank等のドックを表示させた場合、線のような影が表示されるため、”ドックウィンドウに影を落とす”のチェックを外します。
以上で、plank、conky等の透過処理が効くようになり、ドックの不要な影が消えます。

2)デフォルトフォントの変更

この処理は、オプションです。筆者はfonts-noto-cjkをインストールし、デフォルトフォントを以下のように変更しています。

”設定マネージャ”→”外観”→”フォント”から。。
 ↓
他、firefoxや、libreoffice writer等のデフォルトフォントの変更に関しては、Debian 10 Cinnamonの投稿を参照ください。
https://www.linux-setting.tokyo/2019/07/debian-10-buster-stable-debian-10_14.html

3)ログイン画面の日時表示の調整

ログイン画面のパネルに表示される日時は欧米風の並びのため見苦しく。。このため、"設定マネージャー”→"LightDM GTK+ Greeterの設定”→”パネル”から例えば以下のように修正します。
 ↓
以上で基本設定は終了です。筆者はこれらに加え、plankの導入・設定、conkyの導入・設定、パネルの移動、パネルアイテムとして”天気予報”を表示等を行い冒頭のスクリーンショットのようなデスクトップに仕上げています。

4.評価

軽快性:A、インストール&初期設定・日本語化残処理の平易性:A、機能性:A-、安定性:A

こんなところではないかと。

非常にオーソドックスなDebian 10 stable baseであり、デスクトップがXfce4・・Debian 10 Xfce editionと比較し、初期設定や、基本設定はsparkylinux 5.8 Xfce editionの方が遥かに簡単です。

非常におすすめの一本となります。