Debian 10 "Buster" LXDE edition ~Wifiネットインストール(netinst)、基本設定、日本語化残処理

2019年7月15日月曜日

debian debian base LXDE 軽快


LXDEデスクトップ環境に関してはもうあまり言う事はありませんが、OS上の各種操作性・挙動を見た場合、Debian 10のデスクトップ環境の中では最も軽快となります。Xfce4か、LXDEか・・という選択は、前者が程よい機能性と軽快性を提供する点、後者が、より軽快な挙動を実現する点を考慮すれば、Debian 10をかなり昔のCPUを使ったマシンにインストールする際にLXDEデスクトップ環境を使用するっていう結果になってきます。

ただし、この際は、インストールしようとしているマシンのCPUがmeltdown等HW脆弱性対策のカバー範囲かどうかを慎重に見極めてという事となります(HW脆弱性対策のカバー範囲外のCPUを使用しているマシンはセキュリティリスクが高いため、買い替えた方が無難です)。

5年前程度のcore i3/i5 CPUの場合は、デスクトップ環境としてXfce4を選択して無論問題はありませんが、Debian 10 Xfce editionの場合、Xfce4がほとんど初期状態であるため、初期設定、基本設定の箇所で若干手間がかかる事を考えれば、LXDE editionを選択するというのもあながち間違っていないものと思います。

次にLXDEかLXQtかという選択肢がありますが、これはDebian 10 LXQt editionの投稿の際に投稿内容として含めていきます。

と・・いう事で、Debian 10 LXDE editionに関してインストール(netinst)、初期設定、基本設定に関して投稿を始めたいと思います。尚、日本語input methodはデフォルトで、uim-mozcがデフォルト設定されており、今回もこれはfcitx-mozcに切り替えます。



1.概要

Debian 10のカーネル、HW脆弱性緩和策対応度やリリースノート等に関してはDebian 10 Xfce editionの投稿を参照ください。
https://www.linux-setting.tokyo/2019/07/debian-10-buster-stable-debian-10-xfce.html

追加情報
1)Debian 10 LXDE editionのLXDEバージョン:0.99.2

2.インストール

インストールメディアの作成方法、インストールの流れは、Debian 10 Xfce editionの投稿内容と同じです。
https://www.linux-setting.tokyo/2019/07/debian-10-buster-stable-debian-10-xfce.html

ただしインストール途中で、デスクトップ環境を選択する際に、"Xfce"の代わりに”LXDE”を選択する箇所のみ異なります。

Debian 10 LXDE editionについては、インストールが途中でエラーになる現象は発生しません。

3.初期設定

①  sudoを使用可能とする

インストール後最初に実施すべき事項・・sudoを使用可能とする事もXfce editionと同じです。
 上記のスクリーンショットで"superjeter007"の箇所をご自身のアカウントに変更したコマンドをターミナルから投入し( suでrootに入り、/usr/sbin/usermod -G sudo account名)、logout/loginで、sudoが使用可能となります。

② システムアップデート・アップグレード

これもターミナルから・・sudo apt update;sudo apt upgrade

以上で初期設定は完了です。

4.日本語化残処理

uim-mozcで良いという場合は日本語化残処理はありません。uim-mozcをfcitx-mozcに切り替えたい場合のみ以下を実行する必要があります。

①  fcitx-mozcのインストール

⇒ sudo apt install fcitx-mozc

② 日本語input methodをibus-mozcに切り替える

⇒im-config
 ↓
 ↓
 ↓

以上処理完了後、logout/loginでfcitx-mozcを使用した日本語入力が可能となります。

5.基本設定
基本設定のうち、やっておいた方が良いもの以下に。。

1)フォントの変更

デフォルト表示フォントの変更を行った方がデスクトップが見やすくなります。
⇒"Openbox設定マネージャ"→"外観"
 fonts-noto-cjkは一式pre-installされませんので、インストール後、お好みに合わせて上記のような変更を行います。
 各アプリケーションの表示フォントの変更はCinnamon editionの投稿を参考に。。
ttps://www.linux-setting.tokyo/2019/07/debian-10-buster-stable-debian-10_14.html

 2)透過処理

筆者のようにplankや、conkyをデスクトップに配置する場合、xcompmgrをインストールし、自動起動設定する事により、plankやconkyの透過処理を可能にします。
 ↓

 3)その他

1)xscreensaver

これは自動起動設定がデフォルトでなされています。ただし、スクリーンロックは外れていますので、必要に応じてスクリーンロックをOnにする必要があります。
 ↓

2)パネルアプレットの”天気予報”プラグイン

LXDEのパネルアプレットの中で、天気予報プラグインは、ロケーション設定で失敗しうまく動いてくれない・・っていう問題がありましたが、Debian 10 LXDE editionでは、動きますね。。これ。。
ちなみにロケーションは"hachioji"を設定しています。

 6.評価

軽快性:A、インストールの平易性(netinst):B、日本語化の平易性:A+、機能性:B、安定性:A

こんなところではないかと。

基本的に軽快性はNo1、Xfce edtionより軽快度は上(でもそんなにかわらないかもしれません)、でもXfce editionよりも基本設定は楽。機能性は他デスクトップ環境と比較すると落ちますが、自分でお好みのものを追加していけばよいだけの話。

という事で、Debian 10 LXDE editionの出来は、けっこういけてるっていう評価です。

ちなみにインストール直後のスクリーンショットは。。
殺風景です。冒頭のスクリーンショットは、筆者のカスタマイズ後のものですので、くれぐれも注意ください。