Gnome 40 マルチモニター設定検証! 〜24インチIPSモニターを買ったので、 Manjaro 21.1.5 Gnome editionを使ってGnome 40 マルチモニター設定&機能を検証してみた・・


本業では、商売として割に規程等の細かい文章を作成する必要があり、Thinkpad T480sの14インチbuiltinモニターでは、年齢的にかなり辛くなってきたので、T480sに24インチ程度の1920x1080 IPS外部モニターを繋げ作業効率を上げる事を模索していましたが、漸く今回、HPのX24ihゲーミングモニターを購入し、T480sとドッキングステーション経由で接続・・Windows 10上で、T480sのBuiltin MonitorとX24ihとのデュアルモニター環境を作成しました。X24ihが2万円を切る価格で出ていましたので楽天でポチったわけですが・・23.8インチ+IPS+1920x1080+5ms以下の応答速度のゲーミングモニターとしては最安だったという理由です。あまりにも安かったため、ちょっと不安でしたが、モニター台座の機能性も十分で、表示も4KではないもののIPSなのでキレイ、業務的には全く問題なく使用できています。




Windows 10でのデュアルモニター設定が終わった時点で・・そう言えば、Gnome 40のマルチモニター機能ってどうだったけ・・という事で、今回は、T480sのマルチブート環境でずっと使い続けているManjaro 21.1.5 Gnome editionを使って検証してみる事にしました。
ここで言うマルチモニターとは、Windows 10で言う拡張マルチモニター機能で、モニター表示範囲が拡張され、この拡張部分が他のモニターに表示される仕組みの事を言います。拡張部分の表示範囲は、接続されるモニターの解像度によりますが、今回使用したT480sのbuiltinモニターと、X24ihモニターの解像度は同じ1920x1080・・したがってマルチモニターによる表示範囲は、2つのモニターの解像度を勘案すると、3840x1080となります。単一モニターの表示範囲の横幅が単純に倍になるっていう感じ。

さて、X24ihモニターを接続した状態で、T480sのManjaro 21.1.5 Gnome editionを起動すると、マルチモニター環境で起動してきますが、primaryモニターは、T480sのbuiltinモニターとなっており。T480sをX24ihの右側に配置している関係上使い勝手が非常に悪く。従って配置変更のConfigを行う事が必要となります(^^;。単純に逆に置けば良かったんですが、primaryモニターにのみDash dock等が表示されるって事もあって、やっぱりでっかいモニターをprimaryにしたい・・ので、primaryモニターも、X24ihに切り替える事にしました。これは、デスクトップ上でマウス右ボタンクリック→表示されるメニュー中の”ディスプレイ設定”を選択し以下のようにX24ihをprimaryモニター(以下訳ではprimaryディスプレイとなっています)に切り替えると共に、モニター(ディスプレイ)の配置を入れ替えます。


この設定の終了後、rebootすれば、X24ihをprimaryモニターとしたGnome 40のマルチモニター環境が完成します。

次にプpromaryモニター(X24ih)の拡張部分でT480sのbuiltin モニターに表示されるのはデフォルトで仮想デスクトップの一枚目のデスクトップ拡張部分固定となります(仮想デスクトップの切り替えはprimaryモニターに限定される設定になっているため)。仮に各仮想デスクトップの拡張部分をprimaryモニター(X24ih)の仮想デスクトップの切り替えに同期させてT480sのbuiltinモニターに表示させたい場合は、Gnome Tweaks→ワークスペース設定が必要となります。これは以下のように。。

まぁ上記設定Windowの日本語訳としてはあってるんですが、一見分かりづらいかもしれませんね。

という事で、Manjaro 21.1.5 Gnome 40環境のマルチモニター環境の完成となります。
特にノートPCに外部モニター接続して、Gnome 40をノートPCのbuiltinモニターと外部モニターとのデュアルモニター環境で使用する場合でのご参考まで・・。


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