Solus 4.0 〜久々のバージョンアップ!independent linux OS・・最新のSolus Budgie Desktop環境を試す!

2019年3月19日火曜日

budgie others solus

Ubuntu baseでも、Debian baseでも、Archベースでも無い・・アイルランド産Solus Linux。初stableリリースは、2015年12月、これ以前は、developmentリリースとして存在していましたが、debian、Arch、Ubuntu等と比較して歴史は浅いにも関わらず、世界的に非常に人気の高いlinux distribtuionとなっています。

Solusが持つ、デフォルトデスクトップ環境は、同じくSolusプロジェクトで開発されているBudgie。UbuntuやArch等でもポーティングされている人気の高いデスクトップ環境です。他にMate、Gnome3デスクトップ環境が使用できるようになっています。

リリースモデルはローリングタイプ。パッケージマネージャーは、PiSiのfork:eopkg。ubuntu/debianのaptとは異なりますが、コマンドを使用しなくてもソフトウエアセンターで概ねの処理は大丈夫です。pre-installアプリケーション、カーネルも現時点で、概ね最新(カーネルは、4.xの中では・・という意味で)。

今回は、このSolusの最新版Solus 4.0/コードネーム:Fortitudeの最新環境を取り上げます。


1.概要

1)デスクトップ環境:Budgie 10.5

2)Window manager:Mutter

3)カーネル:4.20.16-112

Spectre/meltdown HW脆弱性緩和策摘要度は・・
サマリーだけですが、まず問題の無いレベルです。

2.インストール

インストールの流れは以下の通り。Ubuntuベースや、Debianベースと比較して、インストール先の指定は若干異なりますが、インストール自体は簡単です。

 3.初期設定、基本設定、日本語化残処理

Japanese指定でインストールすれば、pre-installアプリケーションの日本語化は完了します。
問題となるのは、日本語input methodの日本語入力の箇所だけですが。。その前に、システムアップデート・アップグレードをソフトウエアセンターから。。
次に日本語input methodのインストールと設定ですが。。
Solusは、現時点で、ibus-anthyのみのサポートとなります。iBusについては、インストール済みのため、ソフトウエアセンターから、anthyのみを検索して依存関係と共にインストールします。
次に入力ソースの設定を行います。
システムツール→設定を選択・実行→Region & Languageタグへ。
入力ソース/”日本語”の下の+を選択し入力ソースを追加します
 ↓
日本語を選択
日本語(Anthy)を選択(日本語(Anthy)が表示されない場合はlogout/loginの後、再度上記を行ってください)
日本語(Anthy)を選択し、上矢印を押下して入力ソースの最上位へ
最後にiBus設定を行います。
メニューから"iBusの設定”を選択・実行→入力メソッドタグに移り、”日本語-Anthy"を追加します。
次に”iBusの設定"の一般タグに移りキーボードショートカットを"Zenkaku_Hankaku"へ変更します。
以上でiBus-Anthyの設定は完了です。これで、半角/全角キー押下で日本語入力on/offとなります。
Budgieパネル上へのアプレットの追加・設定方法は本ブログのUbuntu Budgie投稿記事と同様です。google calendarとの同期等に関しては、”設定”の"Online Accounts"から行います。

*注意事項

login後は、日本語入力モードの状態となります。このためアルファニューメリックを入力したい場合、半角/全角キーを押下して日本語入力モードをoffにする必要があります。

4.評価

機能性:A、安定性:A、軽快性:B+、インストール&日本語化の平易性:B+

となります。

independentという性格のSolusですが、Japanese指定でインストールすればメニュー等の日本語化は完了し、別途Anthyのインストールは必要なものの、日本語input methodの設定も Region & Language設定及びiBus設定を押さえていれば、そう難しい内容ではありません。

Budgieデスクトップ環境をある程度使いこなす事ができるようならば、使い方で、そう困る事もないものと思います。

pre-installアプリや、カーネルもほぼ最新版を搭載し、日本語化ファイルセットを意識させずにメニュー等の日本語化が完了するのは◎です。

惜しむらくは、mozcのサポートが無い事でしょうか。。

また本当に使いこなすためには、eopkgの基本的な使い方は押さえておいた方がよいと思います。新しいDistributionのため、このあたりは、Solusのホームページのサポートやヘルプ箇所を参照ください。

(ちなみに冒頭及び以下のスクリーンショットにおいて、デスクトップ上部のドックはBudgieパネルによって実現しており、さらに、conkyを追加インストール&設定していますので、デフォルトデスクトップでは、これらが無い事に注意ください。)